こんにちは!
3年目のPythonエンジニア、もちっくです。
私は文系職から未経験でエンジニアに転職した経験があります。
将来エンジニアを目指している方や、まだ勉強を始めたばかりでこれから知識を付けたいと考えている方に、ぜひ読んでもらいたい技術本をご紹介します。
実体験として、自分がエンジニアとして働く上で入社前に読んでおいて良かったと思えた本たちなので、自信を持ってオススメできます!
特定のプログラミング言語の本ではなく、IT知識・特にWeb系エンジニアとしての基礎知識を吸収できる本になっているので、いろんな方に幅広くおすすめできる本になってます。
この記事を書くに至った経緯
私は大学では文系の学部を卒業し、社会人になってからも数年間は営業や管理部門といった仕事に就いていました。もちろん、情報系やプログラミングといった類の勉強は一切してきませんでした。
そんな私が、ある時突然「手に職つけたい!」「時間や場所になるべく縛られない仕事をしたい!」と思うようになり、当時ぼんやりとかっこいいなあと思っていたエンジニアになろうと決意しました。
当時を振り返るとかなり思い切った行動に出たなとは思いますが、現在、無事にWeb系のバックエンドエンジニアとして働くことができています。
最終的には当時の思いを果たせている形になっているので、行動して良かったなあと思ってます。
もしかしたら私のように異業種からのキャリアチェンジを目指している方や、これからITエンジニアになりたいと思っている方も多くいらっしゃるかもしれません。
そのような方に、少しでも私の体験が役立てれば嬉しいと考えています。
初心者ならまずこれを読んで!厳選5選
繰り返しになりますが、特定のプログラミング言語の本はご紹介していません。
エンジニアとして働くにはプログラミング言語だけでなく、Web周りの知識やデータベースの知識など様々な知識が必要になってきます。
そういった基礎知識を学ぶことができる本を厳選5選、ご紹介していきます。
プログラムはなぜ動くのか 知っておきたいプログラムの基礎知識
引用:楽天市場
初学者の人はまずこちらを読んでいただきたい…!
名作が多いと言われている「なぜシリーズ」の書籍のひとつです。
プログラミングをする上で役立つ知識を、難しい内容ながらも分かりやすくまとめてくれています。
プログラムがコンピュータの中でどのように動作するのか、その仕組みを図を使い順序だてて解説されているため、IT初心者に非常にオススメです。
また、既にプログラムについてご存知で初心者でない方も、実際これらはどういう仕組みで動いてるのか?ということを改めて考える・知る機会になると思います。
また、新たに書き下ろされた第12章では、今人気のPythonを使った機械学習を取り上げられているので、こちらも合わせて学ぶことができるのも魅力的です。
Webを支える技術
引用:楽天市場
普段気にせず使っている「Web」ですが、どのくらい仕組みについてご存知でしょうか?
Webがこれだけ普及しているにもかかわらず、Webの基本技術をしっかりと理解されている人は少ないでしょう。
こちらの書籍ではHTTPやURI、HTMLなどWebについて基本的な知識を、歴史や設計思想も織り交ぜながら解説されています。またWebサービスにおける設計課題についてのベストプラクティスも紹介されています。
特に、Webサービスの開発をおこなうために、前提知識として持っておくべきWebの仕様について分かりやすく書かれています。
IT初心者、特にWeb開発に関わる方には必須の知識が詰まっています。
おうちで学べるデータベースのきほん
引用:楽天市場
こちらは、特にエンジニアとは切っても切り離せない、データベースについての基礎を学べる書籍です。
データベースとはなにか?というところから、データベースが動作する仕組みまで、実際に手を動かしながら学習することができます。
途中でデータベース特有の単語の説明も入れつつ、難しい内容もしっかり噛み砕かれているので、これまで理解できなかった部分もスッと落とし込めると思います。
データベースについて何から学べば良いのか分からないという初学者の方から、なんとなく仕事等でやってきたけど実はよく分かっていないという方まで、幅広く読んでもらいたい1冊です。
まんがでわかるLinux シス菅系女子
引用:楽天市場
Linuxのコマンド操作やシェルスクリプト、サーバー管理の基本がまんがで楽しく学べる本です。
Linuxに関する本は世の中にたくさんありますが、なんとなくコマンドに苦手意識があった私は、まんががあった方が方が個人的には理解しやすかったです。
実際エンジニアとして現場で働くと、Linuxのコマンド操作をする機会が少なからずあります。
仕事で結構出くわす場面がこちらの書籍では紹介されていたので、まずはこんなことできるんだ〜という知識として持っておいて損は無いと思います。
プログラマのためのDocker教科書 インフラの基礎知識&コードによる環境構築の自動化
引用:楽天市場
こちらは必須では無いかもしれませんが、開発業務をされる予定の方であればぜひ読んでいただきたいです。
そして、できれば実際に簡単なコンテナ作成まで実践してもらいたいです。
Dockerとは、「コンテナ仮想化」と呼ばれる仮想環境を構築するソフトウェアのことです。Dockerを利用して「コンテナイメージ」を作成することで、アプリケーションの開発環境や本番環境を容易に作成できます。また、他エンジニアと開発環境の共有も容易におこなうことができます。
特にチームで開発をおこなう際には非常によく使われるソフトウェアなので、開発業務をおこなう予定の方は、入社前に読んでおいて損は無いです。
まずは易しい本から始めてみて
今回は、未経験でエンジニアに転職したIT超初心者の私が、入社前に読んでおいて良かったと感じた技術本について紹介しました。
プログラミングを学ぶにあたって、言語の勉強はもちろんですが、基本的なIT知識も必要になってきます。
他の技術書を読む時もIT用語は頻出しますし、エンジニア間での会話でも当たり前ですがIT用語が飛び交うので、先に少しでも知っておくとかなり楽です。
まずは1冊からでも、ぜひ目を通してみてくださいね。